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江戸初期から近代までの美人画のあゆみをご覧いただけます。美人画の第一人者、喜多川歌麿の作品「切の娘」。黄つぶしの背景に緑の帯、朱の襦袢、そして紫の絞りの着物、この色彩は世界で唯一、当館所蔵のみの逸品です。

From the work of Kitagawa Utamaro, the leading artist of bijin-ga (portraits of beautiful women):  Kiri no Musume”.  A green obi on a crushed yellow background, a red undergarment, and a purple tie-dyed kimono.  This is the only colouring of its kind in the world, a gem of the museum’s collection.

浮世絵全盛期に活躍し、さまざまなジャンルに多彩な画を生み出した一勇斎国芳の短冊「緋鯉に藤」「萩に鮎」です。切断されずに二丁掛けで残っている、大変珍しい作品です。

Successful during the height of ukiyo-e, producing a wide diversity of pictures in a variety of genres:  Ichiyusai Kuniyoshi.  Two works, strips of fancy paper left uncut:  Kuniyoshi’s “Higoi ni Fuji” and “Hagi ni Ayu”. 

10月より1年間信濃毎日新聞紙面に、「うちわ絵の色いろ」をテーマに、

当館付属研究所上席研究員・実践女子大文学部教授 佐藤 悟氏による連載がはじまります。

掲載作品は、当館でも随時展示していきますので、どうぞ本物をご覧にお越しください。

8月13日~16日 摺り師 伊藤木版画工房主宰 伊藤 達也氏による実演をしております。

また、浮世絵を摺る体験ができるワークショップもおこなっております。

Demonstration printed by Mr.Ito is performed. And his workshop is held.

 Tatsuya Ito, the printer    ~  He contributes for reproduction of  Ukiyoe. He also produces the workshop in foreign countries.

摺り師実演

 

 

今回は、洒落た小道具として、また広告として江戸時代に大流行した団扇絵を展示します。広重、国貞、国芳らによる様々な題材を描いた江戸の夏の風物詩、団扇絵が涼を呼びます。

 

The special exhibition showcases painted fans, that were used as props or for advertising, and were all the rage during the Edo Period.  These painted fans brought “ryo” (cool) and depicted various summer themes by Hiroshige, Kunisada, Kuniyoshi, and others.

夕寿々美 国芳

夕寿々美 国芳

また、夏恒例となりました『信州・まつもと大歌舞伎』から、今年の上演作「三人吉三」の浮世絵を中心に、迫真の役者姿を描く写楽の大首絵等を公開し、華麗で豪快な歌舞伎絵の魅力に迫ります。

In addition, in what has become the annual “Shinshu Matsumoto Okabuki”, this year’s performance, “Sannin Kichisa” is centered on ukiyo-e.  Sharaku’s realistic woodblock prints of actors and everyday life will be shown.  The performance focuses on the appeal of the brilliance and excitement of kabuki pictures.

お嬢吉三 豊国 お坊吉三 豊国 和尚吉三 豊国

 お嬢吉三 お坊吉三 和尚吉三   豊国

※期間中ご来館の方、特製団扇を差し上げます。(900本)限り

摺り師の実演とワークショップ(摺りの体験)

2014813日(水)~816()

午前10301200・午後13301500

ワークショップご希望の方は各先着10名様、参加費500円別途必要

 

 

 

常設展「五つの版元による東海道五十三次 神奈川・保土ヶ谷・戸塚」

Permanent Exhibition “Five editions of The 53 stages of the Tokaido-Knagawa,Hodogaya, and Totuka ”

 常設展は前回に引き続き、5つの版元(保永堂、江崎屋、丸清、佐野喜、蔦谷)による東海道五十三次で、今回は神奈川、保土ヶ谷、戸塚の三宿です。他に美人東海道、北斎の東海道も展示します。

 In the Permanent Exhibition, you can see prints from “The 53 Stages of Tokaido” by Hiroshige.  This time, you can see the prints of Kanagawa, Hodogaya and Totsuka, published by Hoeido, Ezakiya, Marusei, Sanoki and Tsutaya.  We are also displaying prints by Hokusai, Eisen.

広重画 保永堂 神奈川 台之景 広重画 隷書版 神奈川

広重 東海道五十三次  神奈川  保栄堂版    広重 東海道五十三次  神奈川  丸清版

17広重 保土ヶ谷 広重 戸塚

広重  東海道五十三次 保土ヶ谷 保栄堂版    広重 東海道五十三次 戸塚 保栄堂版

 

 

 特別展 浮世絵の中の工芸/信州の名産・名勝、世界文化遺産としての「富士山」「和食」


Crafts, Products, and Scenic Views of Shinshu Mt. Fuji and Japanese Food – The World Cultural Heritage

特別展は、松本で開催される「工芸の五月」にちなんで、浮世絵に描かれた工芸や信州の名産、名勝を展示します。また、世界文化遺産としての「富士山」と「和食」および「復興」を願い、江戸名所百景から花の絵を展示します。

 暖かい季節の中で、「工芸」に触れ合ってみませんか?浮世絵も絵師、彫師、摺師による工芸の一つです。

In the Special Exhibition, in collaboration with “Matsumoto Crafts Month” in May, you can see prints of the crafts, products, and scenic views of Shinshu.  We will also be displaying prints of Mt. Fuji, Japanese food, and flowers from “The 100 Views of Edo”.

 How about dropping by during the warm months to see some “crafts”?  Ukiyo-e is also made by craftsmen:  engravers and printers.

   広重画 信濃田毎の月 鏡台山  広重画 江戸百 亀戸天神藤

周延 二十四孝見立画合 機織り  広重 60余州名所図会 更科田毎の月  広重 江戸名所百景 亀戸天神藤

 北斎画 木曽路ノ奥 阿弥陀の瀧  国芳 木曽街道69次ノ内 守山 達磨大師  

北斎 諸国瀧巡り 阿弥陀の瀧   國芳 木曽街道69次 守山/達磨大師    吉田博 日本アルプス 剣山の朝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成26年1月4日(土)〜3月30日(日)、月曜休館 1月13日(開館)

五つの版元による東海道五十三次/浮世絵に見る子供絵・七福神・判じ絵

常設展 「五つの版元による東海道五十三次 日本橋・品川・川崎」

 Permanent Exhibition “Five editions of The 53 stages of the Tokaido-Nihonbashi,Shinagawa and Kawasaki”

 

 最初に東海道五十三次の日本橋から品川までの三宿を展示いたしました。初代広重は代表作の保永堂版をはじめ五種類を並べてみました。そのほかに北斎、英泉、国芳、三代目豊国といった十九世紀を代表する浮世絵師たちの三宿を描いた作品を多数並べてみました。明治は清親の描いた、汽車や汽船による交通の様子をご覧に入れます。そして次回は神奈川宿から展示する予定です。京都に着くまではだいぶ掛かりそうですが、いろいろな趣向をお楽しみいただけたらと思います。

In the Permanent Exhibition, you can see The 53 Stages of the Tokaido, by Hiroshige.  Now, you can see the prints of three stages- Nihonbashi, Shinagawa, and Kawasaki, published by Hoeido, Ezakiya, Marukiyo, Sanoki, and Tsutaya.  Prints by Hokusai, Toyokuni, and Kiyochika are displayed as well.

  

広重 東海道五十三次の内 日本橋

春扇 恵比寿

英泉 四季の詠 おさな遊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特別展 「浮世絵に見る子供絵・七福神・判じ絵」

Special Exhibition  Children’s prints, The Seven Gods of Good Fortune and the “pictorial quizzes”.

 

 企画展は子どもの世界を考えてみました。一月から三月までの年中行事を考えた展示になっています。歌麿、英山、英泉、国貞、国周などの子供の世界をお楽しみいただければと存じます。相撲は江戸時代の年中行事では七月でしたが、平成の世の初場所にちなんで正月から展示してみました。判じ絵もでていますので、解いてみて下さい。

その他、幕末のベストセラーに取材した妖術遣いを描いた三代目豊国の奇術競、広重の江戸名所百景、その他揃い物を少しずつ展示してみました。昨年は伊勢神宮の式年遷宮がありました。それにちなんだ江戸時代の式年遷宮の模様もご覧いただくことができます。画工は貞秀、夜中の儀式の様子がよく描かれています。

In the Special Exhibition, you can see New Year’s Day prints, The Seven Gods of Good Fortune, along with children’s prints, and Mount Fuji.

In particular, please enjoy the “pictorial quizzes” by looking and thinking about them.

 

今年もいろいろな企画を考えていきますので、御観覧のほど、ひとえにお願い申し上げます。

We believe that now you will be able to enjoy the exhibits quite relaxingly.

 

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