江戸ワンダーランド 見世物の世界へようこそ Edo Wonderland; Welcome to the World of Shows
見世物は臨時に作られた小屋にて催された庶民の娯楽でした。その内容は籠細工や生人形(主に張り子で作られた等身大の人形)といった細工見世物から、ゾウやトラなどの舶来動物、また軽業や曲馬などの曲芸を見せるものまでバラエティに富んでいました。人々が気軽に足を運び熱狂した見世物の数々を浮世絵木版画よりご紹介します。
Shows at tents or temporary sheds were popular amusements, rich in variety showing basketworks, life-sized figures, imported animals like elephants and tigers, and acrobatics. The various shows, which people often went to see and were excited about, are introduced through Ukiyo-e (woodblock prints) in this exhibition.
※前期・後期で展示作品を入れ替えます。
〔前期:7月2日~8月12日/後期:8月14日~9月23日〕
***関連イベント***
◆摺りの実演と体験
8月10日(土),11日(日),12日(月・祝)
①11:00~ ②14:00~
講師:匠木版画工房 朝香元晴先生
※申込み不要・入館料が必要です
※摺りの体験:参加費500円
◆ギャラリートーク
7月20日(土),8月17日(土),9月14日(土)
各日14:00~(30分程度)
※申込み不要・入館料が必要です
◆リピーター割引
本企画展のチケットをご提示で、2回目以降の入館料が500円となります。
※中・高・大学生は200円です
※各種割引の併用はできません
左:歌川国貞「籠細工 関羽」(通期展示)
右:歌川国芳「曲独楽 竹沢藤次」(後期のみ展示)
左:歌川国芳「流行猫の曲鞠」(後期のみ展示)
右:歌川国芳「当盛見立人形之内 粂の仙人」(前期のみ展示)