絵の中で触れる・聴く イメージして楽しむ浮世絵
本展では手触りや音といった「触覚」「聴覚」への刺激をイメージさせる作品を展示します。
前期展示では「触れる」をテーマに、母子図に代表される親子のふれあいや園芸ブームなどを通してみる自然とのふれあいを描いた作品を中心に展示します。
後期展示では「聴く」をテーマに賑やかな楽器の音や季節の音など、聞こえてくる音に注目して作品をご紹介します。
肌に触れる感覚、耳に入る音などを思い浮かべながら作品をお楽しみいただけますと幸いです。
会期:2024年1/4~3/24
【前期・触れる編】1/4(木)~2/12(月・祝)
【後期・聴く編】2/14(水)~3/24(日)
※作品は前期・後期で全点入れ替えます
前期・触れる編
母子や姉妹、恋人など親しい人とのふれあいを描いた作品や、動物や自然にふれる姿などを紹介します。また、触れることで汚れを落とす「水」にも注目し、日々の手洗いや入浴のみならず、水垢離や滝行のように祓い清める側面についても取り上げます。触れることで関係を育み、また一方では祓うという二面性がうかがえる作品を展示します。
〈左〉喜多川歌麿「逢身八契 お染久松の夕妾」、〈右〉歌川国芳「山海愛度図会 乳が呑たい 三河生海鼠」
〈左〉月岡芳年「風俗三十二相 かいたさう 嘉永年間おかみさんの風俗」
〈右〉歌川国芳「六様性国芳自慢 先負 文覚上人」
後期・聴く編
聞こえてくる「音」を想像して楽しむ作品をご紹介します。賑やかな楽器の音や町の音などを取り上げます。
〈左〉渓斎英泉「浮世風俗美人競 芸者」
〈右〉歌川広重「東都名所二丁町芝居ノ図」
月岡芳年「藤原保昌月下弄笛図」
◆リピーター割引
本展覧会のチケットをご提示で、2回目以降の入館料が半額になります
大人:500円 学生:200円
※各種割引の併用はできません
※本展覧会のみ有効の割引です
◆ギャラリートーク
1月14日(日)/2月17日(土)
※いずれも14時から(30分程度)
※申込み不要・要展示チケット
【観覧料・開館情報】
〇観覧料:一般1,000(900)円、中学・高校・大学生500(400)円、小学生以下無料
※( )内は20名以上の団体・60歳以上の方・障がい者手帳をご持参の方・JAF会員・松本市歴史の里半券持参の料金
〇開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
〇休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)